春から新1年生。
子育ての負担も少し楽になったタイミングで「パートでも始めようかな?」と、考えているママも多いのではないでしょうか?
しかし、『小1の壁』問題が立ちはだかり、パートをはじめたくてもなかなか難しいのが現実…。
そこでこの記事では、学童に子どもを預けなくてもパート経験がある筆者が、学童に入れなくてもパートができるのかどうかを詳しくご紹介します。
夏休みなどの長期休暇の間の子どもの預け先はどうする?
そもそもパートで学童は利用できるのか?
これらの疑問にもお答えしていきます!
子どもを学童に入れなくてもパートはできる?
子どもを学童に入れなくてもパートはできますが、いきなりフルタイムで働くのはあまりおすすめできません。
地域や学校にもよりますが、1年生の下校時刻は14:50前後と意外と早いのです。
ではどうすればいいのでしょうか?
短時間のパートなら
もし学童に入っていないのであれば、9:00〜14:00までのパートがおすすめ!!
パート先をできるだけ近場で探せば、子どもが下校する前に帰宅することができますよね。
実際に私の家の近くでは、「10::00〜14:00まで、社員食堂でのお仕事」を見つけることができました!
これなら、子どもが下校する前に帰れそう!
学校から習い事に直行させるという手もある
学校から習い事、例えば公文の教室などに直行させるというご家庭もあります。
学校によって違いはありますが、うちの子どもが通う学校は学校から習い事教室に直行させたい場合は申請すればOKでした。
ただし、学校の許可が降りているとはいえ「通学路外」となるため、損害保険の適用外となります。
そのあたりの話を、習い事の先生をしっかり話し合っておくことをおすすめします。
託児所付きの職場で働く
託児所付きの職場で働くというのも一つの選択。
学校が終わったら子どもを職場に直行させて、パートが終わるまで託児所で預かってもらいながら仕事をしているママもいます。
ただし、学校の近くに職場があることが大前提。
そんな好条件の職場を見つけるのは、なかなか大変です。
夏休み・子どもの預け先がない場合の5つの対策
小学校の夏休みは、7月20日前後〜8月末までの約1ヶ月半。
学校に通っているときとは違って、お昼ご飯のことも考えないといけませんよね。
中には、子どもの預け先がないから夏休み中は「パート先にお休みをもらっている」と言っていたママもいますが、全てのパート先が対応してくれるわけではありません。
そこで、子どもの預け先がみつからなかった場合の対策をしっかり考える必要があります。
対策1・パートの時間を短くする
まずは、パート先で時短勤務が可能かどうか相談してみてもいいかもしれません。
少人数制だとシフトを埋めるのが大変になるので、かならず1ヶ月以上前に上司に相談をしましょう。
対策2・サマースクールを利用
近年日本でも人気となっているサマースクール。
サマースクールと聞くとキャンプなどを思い浮かべますが、実は通学型のサマースクールもあるんです!
通学型のサマースクールは、インターナショナルスクールが開催するもの、英会話教室が開催するものなどがあり、その形態はさまざま。
特徴 | |
---|---|
インターナショナルが開催するサマースクール | ・一般の子どもも利用可能 ・夏休み期間中の1週間〜3週間程度 ・スクールバスが運行している場合も |
英会話教室など開催するサマースクール | ・一般の子どもの利用可能 ・夏休み期間中の1週間〜3週間程度 ・午前だけ、午後だけ、1日、など時間が選べる ・短期集中で行うサマースクールもあり ・親子で参加できるものも |
サマースクールでは英語での活動が主になるので、英語を習わせたいというご家庭に人気です。
英会話教室に興味があるけど、どこの教室にしようか迷っているというご家庭にもおすすめ!
対策3・祖父母に預ける
実家が遠かったり仕事があったりで祖父母には、頼れないという話はよく聞きます。
私も、祖父母の家までは車で2時間かかるので、子どもを預けるなんて選択肢はありません。
ただ、私の兄は祖父母の家の隣に住んでいるので、夏休みになるとずーっと子どもを預けていましたね。
私の兄の場合は、子どもを預けること預かることに双方が納得していました。
とはいえ、毎日祖父母に預けるのは気が引けてしまう…という方は、次の項を見てください。
対策4・ファミサポを利用する
ファミサポは各自治が運営しているサービスで、協力会員さんが子どもの送り迎えだけ・放課後〜お迎え・習い事への送迎など、細かな要望に対応してくれる特徴があります
ただし、ファミサポを利用する場合は早めに登録しておくことが大事!
ファミサポは、登録会への出席に協力会員さんとの面談、慣らしファミサポなど、いくつかの工程を経て正式に利用スタートとなります。
しかし、ファミサポは協力会員の都合がつかないと利用できないので、あくまでも預け先の候補の1つとして考えておくといいかも!
対策5・お留守番をさせる
低学年のうちから1人で、しかも長時間留守番させるのは不安ですよね。
もしお留守番させるのであれば、「インターホンが鳴っても出ない」「時間を決めて宿題をする」などのお留守番ルールを子どもとよく話し合いましょう!
学童に入れないならパートは諦めるべき?
子どもを学童に入れないで働いているママもいます!
でも小学校は、夏休みや冬休み、春休みのほかに短縮授業などで急にお休みをもらうこともあるので、ある程度の融通が効く職場で働いているママたちが多いですね。
私は週3回、9:00~14:00でコールセンターで働いていました。
時間変更や急なお休みをいただいたことも多々あって、申し訳ない気持ちになったことも。
それでも、対応してもらえたのですごくありがたかったです。
また、私のママ友は保育所付きの職場で働いています。
週2〜3回程度のパートで、小学生と幼稚園の子どもを保育所で預かってもらっているそうです。
職場の保育所ですが給食もちゃんとあって、とても助かっていると言っていました!
学童に子どもを入れなくてもパートができるかどうかは職場次第。
学童に入れないからといってパートを諦める必要はありません!
そもそもパートで学童は利用できるの?
自治体によって、決められた条件をクリアしないと申請できないみたいなので確認が必要。
申し込む時に『家庭調査表』と『就労証明書』の書類を提出した上で審査があります。
待機児童問題もあって定員を超えた場合は、下記のような家庭が優先されます。
- シングル家庭
- フルタイム勤務
- 子どもが低学年
祖父母が近くに住んでいたり短時間パートの場合は、優先順位が低くなるので入室は厳しいかも。
学童を利用しないでパートをするメリット
学童を利用しないメリットは、集団生活の時間が長くなりすぎないこと!
とくに新1年生は生活リズムがガラリと変わり、慣れない学校生活で心身ともに疲れ果ててしまうんですよ。
気づけば、寝落ちしてしまうことも。
また、子どもが抱えるストレスなどの精神面でのケアが必要になる場面も。
学童を利用しなかったらある程度、子どものペースに合わせながら時間の調整をしてあげられますよね。
学童を利用しないでパートをするデメリット
小学校には、長期休みのほかに振替休日など意外とお休みが多いんですよね。
個人懇談の週は、短縮授業で帰宅が早くなる日も。
学童を利用しないで乗り切るには、パートのシフトの調整が必要になります。
学童に入れない!でもパートはできる?まとめ
学童に入れずにパートするなら、14時までがおすすめ!!
新1年生は、宿題や学校の準備などまだまだひとりでできないことも多いので夕方以降、ある程度時間を確保しないと子どももママも負担が大きくなってしまうこともあります。
またシフトの調整ができる職場だと急なお休みの時、助かりますよね。
長期休みは、子どもによってお留守番ができたり預け先が必要だったりとご家庭によって様々なので、子どももママも安心できる方法を考えましょう。
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