ANAを利用して家族旅行をしたとき、オーバーブッキングで座席指定ができず超焦った経験があります。
3カ月以上前から航空券を予約し、楽しみにしていた家族旅行。
なのに、出発当日に空港でチェックインしようとしたらチェックインが出来ないのです。
なぜ?どうして??
この理由はオーバーブッキングだったのです!
なぜ航空券を予約したのに座席指定ができないの?オーバーブッキングってなに?
私の経験を元に詳しくお伝えします。
ANAで座席指定ができない!理由はオーバーブッキングでした
これは、私が私達家族が沖縄へ旅行したときの話です。
家族5人で初めて飛行機を利用した旅行を計画しました。
初めての沖縄、初めて飛行機。
半年前からホテルと航空券を予約し、無事に旅行当日を迎えました。
空港に付きチェックインしようとしたのですが、なぜだかチェックインができない・・・・。
あれ?なんで??旅行は今日だよね?
何度試してもチェックインができない。
そこでグラウンドスタッフに相談したところ、「お客様の座席がありません。オーバーブッキングしております」というまさかの言葉が出てきたのです!
オーバーブッキングってなに?
オーバーブッキング。
私はその時初めてこの言葉を聞きました。
飛行機のオーバーブッキングとは、航空会社が実際の座席数を超えて予約を受け付けてしまい、搭乗できなくなる人が出ること。
つまり、予約数が座席数を上回ってしまうことです。
なぜこのようなことが起こるかと言うと、航空会社はなるべく満席で飛行機を運行したいという思いがあります。
しかし飛行機には、航空券を予約しても搭乗しない人、直前でキャンセルする人というのが少なからずいます。
航空会社は、過去数十年のデータからその人数を予測し、多めに予約を受け付けているんですね。
しかし、稀にキャンセルする人が少ない路線がでます。
結局、予約人数が座席数を上回り、座席の確保ができない人が出てくる。
これがオーバーブッキングです。
予約してるのに座席がないなんてマジかよ!詐欺じゃん!!って思いますよね。
でも違法じゃないんですよー。これが。
ANAでオーバーブッキングが起きやすい時期や路線は?
オーバーブッキングが起きやすい時期は、
- 年末年始
- GW
- お盆
- 夏休みなどの長期休暇
です。
私は子どもの夏休みがスタートしてすぐに沖縄旅行を計画しましたが、搭乗予定だった羽田発ー那覇行きの便は満席で、オーバーブッキングになっちゃいました。
グラウンドスタッフさん曰く、夏休み期間の沖縄行き午前中の便はほぼ満席でオーバーブッキングになりやすいと言っていました。
オーバーブッキングが起こりやすい路線は航空会社によって異なりますが、羽田発や成田発など代替え交通機関の確保がし易い路線ほど、なりやすい傾向があるようです。
オーバーブッキングになってしまった原因は?
私がオーバーブッキングになってしまった一番の理由があります。
それは、ヨユーぶっこいて事前に座席確保をしていなかったから!!!
そもそもほとんど飛行機に乗ったことがない私。
オーバーブッキングなんて言葉すら知りませんでした。
航空券を予約した時点で座席は確保できたし大丈夫でしょって、そう思ってたんです。
空港でチェックイン時に座席を選べばいいや。そんな考えは甘かったです・・・!
座席指定ができない=飛行機に乗れない!?大ピンチじゃん!
オーバーブッキングになってしまったが故、座席指定ができない。
つまり、座席が確保できないから飛行機に乗れない!という大ピンチに陥った私。
半年前から楽しみにしていた沖縄旅行の当日に、まさかこんな自体に陥るなんて・・・。
血の気がサーっと引いていくのがわかりました。
グラウンドスタッフが即対応してくれたおかげで、家族5人中4人分の席は確保できました。
でもあと1人の席がない!!
離陸まで残り1時間、全く予想していなかった窮地に立たされたのです。
オーバーブッキングへのANAの対応
搭乗予定だった沖縄行きのANAの便でオーバーブッキングになってしまった私。
家族5人中4人の席はなんとか確保できましたが、残り1人の席がない!!
このときのANAの対応はこんな感じでした。
まず、
- 残り1人はギリギリまでキャンセル待ちをして、ダメなら1時間後の次便へ振り替え
- 家族5人全員で違う便に振り替え。ただし3時間後の便になる
…という、究極すぎる2択を迫られました。
家族会議をした結果、前者の「予定通りの便にしてキャンセル待ちに望みを託す」を選びました。
ギリギリまでキャンセル待ちすることを選んだ私は、搭乗口でキャンセルする人を待つことになりました。
「仮の搭乗券」を発行してもらい、保安検査場を通って家族みんなで搭乗口へ向かいます。
その後、「仮の搭乗券」を搭乗口のスタッフに渡し、キャンセルが出たらアナウンスで呼び出されるということになりました。
でね、オーバーブッキングが起きたとき、ANAは搭乗口で「次便に振り替えてもいい人」を募集するんですよ。
しかも次便振り替えの対価として、マイルか現金が支払われるんです!
これスゴくないですか!?
そのおかげか数名の方が「次便でもOK」と名乗り出たものの、なかなか私は呼び出されず。(私の他にもオーバーブッキングの方が10名ほどいました)
そうこうしている間に、とうとう家族の搭乗手続き開始の時間となりました。
あーーーーもうダメかぁ、私だけ1時間後の次便で1人空の旅かぁ・・・。
そう諦めた瞬間アナウンスが響き渡り、私の番号が呼ばれたんです!!!
奇跡!!
はいはいはいーーーっ!ってソッコーでチケットを受け取りました
次便に振り替えてくれた方がいたおかげで、なんとか家族5人で同じ飛行機に搭乗できた私たち。
旅行に行く前にグッタリ疲れたし、寿命が10年くらい短くなった、そんな出来事でした。
>>ANA楽パックで座席指定する方法!横並び席をゲットできた理由は・・・
オーバーブッキングにならないための2つの対処法
ANAでオーバーブッキングにならないための対処法をご紹介します。
①早めのチェックインを
ANAの場合、出発便の24時間前〜20分前まで、オンラインでチェックインをすることができます。
オンラインでチェックインをすると、出発カウンターや自動チェックイン機で手続きすることなく、直接保安検査場に進むことができます。
やはり、早めのチェックインをした方より、遅くチェックインをした方のほうがオーバーブッキングにあいやすい傾向があるようです。
とくに繁忙期は早め早めのチェックインを!じゃないと私みたいになります(泣)
②予約時に座席指定する
ANAでは航空券の予約時に座席指定することができます。
ですが、運賃種類によって事前に指定できる座席が変わり、搭乗日に近づくほど選べる座席の種類が増えます。
航空券を予約したのが搭乗日の3カ月以上前の場合、選べる座席が全くないいうことも多々あります。
こまめANAのサイトをチェックして、座席を確保するしかありません。
私は楽天トラベルの「ANA楽パック」を利用したんですが、搭乗3日前くらいから選べる座席が増え、搭乗前日にはもっと増えていました。
ANAの座席指定ができない!オーバーブッキングだった!まとめ
初めての沖縄旅行、初めての飛行機。
まさか旅行当日にオーバーブッキングという衝撃の事実を突きつけられた私。
奇跡(?)が起きてなんとか予定通りの便に家族みんなで搭乗することができましたが、こんなハラハラドキドキするのはもう懲り懲り。
次に飛行機に乗るときは、かならず事前に座席指定を忘れないようにすると心に誓いました!
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