連日熱戦が繰り広げられている世界陸上2023。
今回の開催地はハンガリーにあるブダペストです。
世界陸上2023は日本時間の8月27日(日)までですが、気になるのが次の開催地ではないでしょうか。
そこで、世界陸上の次の開催地を調査してきました!
世界陸上2023・次の開催地はどこ?

世界陸上の次の開催地はなんと日本!
会場は国立競技場になります。
大会開催期間は2025年9月13日(土)〜9月21日(日)の9日間。
9月開催となる世界陸上は2019年開催のドーハ大会以来です。
日本の夏の酷暑に対応したという形になるのでしょうか。
世界陸上はなぜ2年おき開催なのか?
世界陸上がなぜ2年おきに開催されているのかをまとめました。
オリンピックと被らないため
世界陸上は1991年の第3回大会以降から2年ごとの開催になりました。(それまでは4年おき)
奇数年に開催されるので、次の日本開催の世界陸上は2025年になります。
これは4年おき開催だとオリンピック開催年と被ってしまうので、オリンピックの中間年に開催する方向で落ち着いた経緯があるようです。
経済的な余裕
世界陸上はIAAF(国際陸上競技連盟)が主催している大会ですが、開催費用の大半はスポンサーに依存していると言われています。
そのため、毎年開催できるほどの経済的な余裕がないとの噂もあります。
開催地の確保が困難…?
世界陸上でも開催都市が金銭を負担することが大前提となっています。
また、開催都市だけでなく、参加国の合宿地となる地方自治体への金銭的負担ものしかかります。
実際に2007年に大阪で行われた世界陸上では、開催都市が40億円、1都市当たり3億円程度を負担したという話も。(もちろん税金です)
それでも負担額を大きく上回る経済効果は期待できます。
しかし、近年ではオリンピックも開催都市を探すのに苦労している様子。
やはり大きな世界大会を開くというのは、かなりの経済負担がのしかかるということですね。
実は2022年、2023年と連続で開催していた!
2年おきに開催されている世界陸上ですが、実は2022年、2023年と2年連続で開催されています。
これはなぜなのか。
実は、東京オリンピック2020がコロナの影響により2021年に開催されたことが影響しています。
東京オリンピック2020が1年後にズレ込んでしまったことで、予定されていた世界陸上も2021年から1年後にズレました。
1年のズレをもとに戻すため、2022年2023年と2年連続で世界陸上が開催されたというわけです。
世界陸上・これまでの開催地一覧
世界陸上のこれまでの開催地をまとめました。
年 | 開催国 | 開催地 | 競技場 |
---|---|---|---|
1983年 | フィンランド | ヘルシンキ | ヘルシンキ・オリンピックスタジアム |
1987年 | イタリア | ローマ | スタディオ・オリンピコ |
1991年 | 日本 | 東京 | 旧・国立競技場 |
1993年 | ドイツ | シュトゥットガルト | ゴットリープ・ダイムラー・シュタディオン |
1995年 | スウェーデン | イェーデポリ | ウッレヴィ |
1997年 | ギリシャ | アテネ | アテネ・オリンピックスタジアム |
1999年 | スペイン | セビリア | エスタディオ・オリンピコ |
2001年 | カナダ | エドモントン | コモンウェルススタジアム |
2003年 | フランス | サン=ドニ | フランス競技場 |
2005年 | フィンランド | ヘルシンキ | ヘルシンキ・オリンピックスタジアム |
2007年 | 日本 | 大阪 | 長居スタジアム |
2009年 | ドイツ | ベルリン | オリンピアシュタディオン |
2011年 | 韓国 | 大邱 | 大邱スタジアム |
2013年 | ロシア | モスクワ | ハジニキ・スタジアム |
2015年 | 中国 | 北京市 | 国家体育場 |
2017年 | イギリス | ロンドン | ロンドン・スタジアム |
2019年 | カタール | ドーハ | ハリーファ国際スタジアム |
2022年 | アメリカ合衆国 | ユージーン | ヘイワード・フィールド |
2023年 | ハンガリー | ブダペスト | ナショナル・アスレチックス・センター |
2025年 | 日本 | 東京 | 国立競技場 |
一番多い開催国は日本の3回。(2025年大会を含む)
フィンランドとドツで2回開催されています
世界陸上・次の開催地はどこ?まとめ
2025年に東京で開催される世界陸上。
国立競技場なので、チケット争奪戦が起こりそうですね!



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